3月15日

今日は車を買った友達の運転でショッピングモールに行く予定だった。しかし、こんな時期にぶらぶらと出歩くものではないと家族に叱責され、しぶしぶ誘いを断った。何も言い返せないこの身の上が悔しかった。妥当だな、と思ってしまった自分が情けなかった。友人にも悪いことをしたなと感じた。結局1日中ソファの上でYouTubeと睡眠を繰り返して終わった。外出しても変わらんやないか、と思った。こんな予定も充実感もない生活はあと1週間続く。本でも読むか。明日から。友人オススメの本は、借りたはいいが、今の精神状態で読みきる自信がない。結局読み始めるんだろうけど。何か一つで良いから毎日得るものを得て1日を終えたいなと思う。今日はそういう意味では最悪の1日だったと思う。いや、YouTubeでひとつだけ得たことあった。桑田真澄投手がトミージョン手術のリハビリ期間の過ごし方について話していた番組。リハビリは1年以上かかり、やはり苦しいものなのだという。その番組でおっしゃっていた言葉は、昔の自分とこれからの自分を切り離すこと。その1年間を充電期間だと思うこと。そして、そのリハビリをしている段階で、残されている人生の方が長いということ。そして、死ぬときに人生の勝利投手になれればそれでいい、ということ。感動した。心に響いた。僕なんかまだ一回の表。立ち上がりだ。立ち上がりに失点したからといって必ず負け投手になるとは限らない。むしろ、投手は点を取られるのが当たり前。失敗は当たり前ということだ。悩んでいる自分が一気に弱く思えた。自分は強い気持ちを持っているとずっと思ってきたが、馬鹿だったなと感じた。今の自分、そしてこれからの自分に必要なのはこういった割り切るということなのかもしれない。いい意味での割り切り。言葉を変えればプラス思考とも言うのかな。出来ていたようで出来ていなかったとてもシンプルで難しいこと。友人の本がもしかしたら人生のバイブル的存在になるのではと思えてきた。読んでみよう。